規模の時代から、速さの時代へ

 こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧して頂き、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「規模の時代から、速さの時代へ。」というお話です。

是非、最後まで読んで頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

規模の時代から、速さの時代へ。

 

 20世紀は「規模の時代」だったのです。規模の大きさが会社のステータスだったのです。具体的には、いかに大きくて立派なビルや工場を持っているか、いかに広い土地を持っているか、いかに多くの社員を持っているか。これが20世紀における会社のステータスだったのです。

 

 しかし、21世紀は「速さの時代」になります。いかに速くサービスを提供出来るか。つまり、お客さんが探している商品を、いかに速く探し出し、いかに速く注文出来、いかに速く届けるか。これが21世紀における会社のステータスになるのです。今現在のアメリカのように。

 

 日本の家電量販店の業界1位・ヤマダ電機は毎年赤字経営に苦しんでいます。1位ですら赤字なのですから2位以下は御察しの通りです。これはネットと競合した結果です。家電量販店は商品に固定資産税や人件費を上乗せする必要があるので、ネットに比べてどうしても割高になります。にも関わらず、価格競争してしまったのです。

 

 私もパソコンのアダプターを買い替える時に家電量販店に行ったのですが、「その機種のアダプターは当店では取り扱っていません。」と門前払いを食らったことがあります。そもそもACアダプター単体での販売はしておらず、パソコン本体を買う必要があったようです。しかし、ネットで探したらアダプターが見つかり、あっさり買えてしまいました。お客さんに必要ないものまで無理やり買わせないと儲けが出ないということですよね。もうこれはネットに勝てるはずがありません。

 

 キレイで大きな店舗や広い駐車場、教育が行き届きた従業員の丁寧な対応・・・・ネットで購入する人達にとっては、これらのサービスはいらないのです。

 

 近所の本屋さんで探していた本を店員さんに尋ねたところ、「こちらの商品は絶版になっています。」と門前払いを食らったことがあります。しかし、ネットで探したら、あっさり買えてしまい、次の日に届きました。本屋さんで注文すると届くまで1週間から2週間もかかります。もうこれはネットに勝てるはずがありません。(2回目)

 

 このように日本の会社の多くが時代のニーズを全く把握できていないのです。

 

 グーグルやアマゾンは中小企業です。おそらく日本  規模に頼る時代ではないのです。「規模の時代」は中国やインド、東南アジア諸国にバトンタッチして、アメリカのような「速さの時代」に早急にシフトしていかにといけません。

以上。

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。