お金持ちになると人生が「イージーモード」になる

 こんにちは。本宮貴大です。

 この度は、記事を閲覧していただき、本当にありがとうございます。

 是非、最後まで読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

 

 今回は「なぜ、お金持ちになることが重要なのか」について考えてみましょう。

 昨今の日本には、「大事なのはお金じゃない。」という言葉が蔓延しているように思います。

 慢性的な不況による影響で、サラリーマンの給料が思うように伸びないことが原因でしょう。

 

「大事なのはお金じゃない。人間関係の充実だよ。」

「大事なのはお金じゃない。家族の幸せだよ。」

「大事なのはお金じゃない。知性や教養だよ。」

「大事なのはお金じゃない。精神性の追求だよ。」

 

 確かに間違いではありません。

 

しかし、お金持ちになれば、それらのものが手に入りやすくなるのです。

つまり、人生がイージーモードになるのです。

 

 

なぜサラリーマンは損な生き方なのか

こんにちは。本宮貴大です。
この度は記事を閲覧していただき、本当にありがとうございます。
今回の記事では、「なぜサラリーマンは損な生き方なのか」について解説していきたいと思います。
是非、最後までお読み頂きますようお願い申し上げます。

「働けど、働けど、生活は一向に良くならない。」
これは私の母がよく口にしていたセリフです。
母は女手一つで私を育ててくれました。そのことには、大変感謝しております。
というのは置いといて、なぜ、こんなことが起きたのでしょうか。
それは、私の母が、資本主義の労働者階級に所属していたからです。
皆さんは、お金を得る手段は一体何があるとお考えでしょうか。
多くの方々は、「働く」ことでお金を得られると考えているのではないでしょうか。
確かに、働くという行為は、お金を得る手段としては最も確実です。
サラリーマンや公務員は自らの労働力を売ることで、お金という対価を得ています。
そんなお金と労働力の交換は、言い換えると、お金と時間の交換とすることもできます。
労働者階級にいる人達は、時間給という給料をもらっているのです。

時間給とは、何時間働いたのか、何日間働いたか、そしてその時間が長ければ長いほど給与は大きくなっていきます。

したがって、サラリーマンや公務員の世界では、汗水たらして仕事をすることが長時間働くことが美徳とされ、それこそが経済的成功の秘訣だとみなされています。 

しかし、汗水たらして長時間働くことで、大金持ちになれるのであれば、工場や建設現場の作業員、レストランや小売店の店員が大金を得ることが出来るはずです。
しかし、現実はそうではありません。
それもそのはず、彼らは自給や日給という固定された時間給によって報酬が決まるからです。
しかも、その時間給は雇用者(社長や経営者)によって決められます。
例えば年収400万円のサラリーマンであれば、自給に換算すると、2000円くらいでしょうか。
「あなたの1時間あたりの命の価値は、2000円ですと決められているのです。
社長や経営者は基本的には、従業員に多くの賃金を払いたがらないものです。
ましてや、年功序列が完全に崩壊し、モノも売れず停滞を続ける日本経済の中、報酬アップを期待するのは、やめた方がよいでしょう。
その結果、日本のサラリーマンの平均年収が下がり続けている現在、サラリーマンや従業員という生き方に疑問を持つ人達も多くなってきています。
「いや、うちの会社は成果給が導入されてきている」という方もいるでしょう。
確かに程度の差こそあれ、成果給によって毎月の給料に変動はあるでしょう。
しかし、あなたは、毎月一定額以上の給料をもらっていますよね?
それならば、あなたは成果給で働いているのではなく、時間給で働いています。

経済が停滞を続けている限り、長時間働けば働くほど、どんどん損をしていきます。
 
では、どうすれば、そういう生き方から脱出できるのでしょか。
時間との交換が損なのであれば、別のものと交換することを考えなければなりません。
そこで、お金とは、価値と交換できるものだと考えることです。
お金とは何も時間としか交換できないわけではないのです。
社会に何らかの価値を提供することで、その社会からお金という対価を得ることが出来るのです。

 では、その価値とは一体何なのでしょうか。ヒントとして具体例を3つ挙げたいと思います。
それは、「空間」、「刺激」、そして「時間」です。
まず、「空間」ですが、「空間」とは、人が存在・活動・交流するためにはなくてはならないものです。したがって、「価値」があります。
これは土地や不動産のことです。
土地を貸したり、建物のフロアや一室を貸与することで、お金を得ることが出来ます。
地主や不動産オーナーは資本家として時間に関係なくお金を稼ぐことが出来るのです。
しかし、人口が減少している日本において、土地や不動産を持つのは、懸命なこととは言えません。
 次に「刺激」ですが、感情の生き物である人間は、興奮や感動、共感を求めています。もう少し具体的にいうと、それはエンターテイメントと言い換えることもできます。
現代の日本は不況ですが、あきれかえるほど平和なので、みんな刺激を求めています。
したがって、多くの人に感動や興奮、共感などの「刺激」を与えることが出来ればお金を得ることが出来ます。
映画館のスクリーンでビルが大爆発し、それに反応してのけ反る観客は興奮を得ることが出来ます。観客はそんな興奮を得るためにお金を払います。
なので、面白い映画を作成すれば、それは価値としてお金を稼ぐことが出来るのです。

最後に「時間」についてです。
「時間」とは価値のあるものなのです。
だからこそ、サラリーマンや公務員は「時間」とお金を交換できるのです。
では、お客さんにどのようにして「時間」を提供するのでしょうか。
誰でも新しいことを始め、成功するときには必ず試行錯誤が必要です。
そこで、あなたの経験や失敗談、悩んだことをその人に教えるのです。
そうすれば、その人は、あなたの情報を参考に間違えた方法をやらずに済み、その成功確率を高めることが出来、結果、時間のショートカットがされるので、価値が提供されたことになります。
なので、自己啓発系の本やハイツー本が売れるのです。
「時間」を売るとは、あなたの「体験」を売ることなのです。

参考文献
サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法 立花岳志=著  大和書房

北風と太陽が教えてくれるビジネスの基本概念

 こんにちは。本宮貴大です。

 この度は記事を閲覧していただき、本当にありがとうございます。

 この記事の前半は、「北風と太陽が教えてくれるビジネスの基本概念」であり、後半は「マーケティングをするうえで大事なポイント」をご紹介する2部構成になっています。
是非、最後まで読んでいただきますようよろしくお願い申しあげます。
ビジネスの基本概念は2つしかありません。「快を得る商品」と「不快を防ぐ商品」です。人の役に立つことを考えていれば、お金は稼ぐことが出来るのです。
皆さんは、北風と太陽というイソップ童話をご存知でしょうか。
 あるとき、北風と太陽が力比べをすることになりました。
それは「旅人が着ている上着をぬがせた方が勝ち」という勝負です。
最初、北風が旅人に力いっぱいに風を吹いて、旅人の上着を吹き飛ばそうとしました。
すると、旅人はその寒さから、上着をしっかりと押さえてしまいました。
結果、北風は旅人の服を脱がせることが出来ませんでした。

次に太陽は、旅人に強い日差しを燦々と照らし続けました。
すると旅人はその暑さから、自分から上着をぬぎ始めました。
結果、太陽は旅人の服を脱がせることに成功したのです。
この勝負は太陽の勝ちとなりました。
という話です。

いろいろな解釈がされているこの話ですが、私はこの話から、ビジネスの基本概念を読み取ることが出来ると思いました。
旅人は北風が吹いたときは、「寒い=(不快を防ぐ)」ために上着を押さえてしまい、逆に「暖かい=(快を得る)」ために上着を脱いだのです。
世の中のビジネスは、大きく分けて2種類しかありません。
「快を得る商品」
「不快を防ぐ商品」
この2種類です。
商品開発や市場開拓をしている方々は是非この2つの概念を覚えておいて欲しいと思います。
人は、この2つの感情を満たしたいときに、お金を払います。

では、「快を得る」と「不快を防ぐ」の概念からいくつかの例を挙げてみたいと思います。
例えば、洗濯機や掃除機は「不快(不便)を防ぐ商品」です。
いちいち手で洗濯したり、ホウキやチリトリで掃除するのは面倒です。なので、洗濯機や掃除機はどの家庭にもあるのです。
テレビなどは「快を得る商品」と言えます。テレビは「面白い」「楽しい」という快楽を与えてくれます。なので、テレビはどの家庭にもあるのです。もっとも、今の時代はそれがパソコンや携帯を通じたYouTubeに変わりつつありますが。

商品は、何もモノだけではありません。
体験も含まれます。
例えば、ディズニーランドは「快を得る商品」です。
「童心に返って楽しい時間を過ごしたい」とか、「子供を楽しませてあげたい」という欲求を満たしてくれるからです。
以下、様々な業界において、快を得る商品と不快を防ぐ商品の具体例をまとめてみましたので、参考にしてください。


マーケティングの基本はお客さんの購買心理を知ること。お客さんは不安・恐怖・面倒を感じたときに購買意欲が沸き上がります。したがって、ビジネスの75%は「不快を防ぐ商品」になるのです。

快を得る商品と不快を防ぐ商品を紹介しましたが、実際のマーケット(市場)の割合としては、快を得る商品は25%程度で、不快を防ぐ商品は75%を占めていると思われます。

マーケティングの基本方針は、「お客さんは何を求めているか」ということですが、キーワードは2つです。
‘感情‘と‘脳の特性‘です。
人間の感情にはどのようなものがあるでしょうか
怒り、不満、心配、悲しみ、恐怖、恥、ねたみ、孤独、ロマン、愛情、安心、満足、希望、喜び、興奮・・・・・・。
いろいろあると思います。
しかし、この中で人を動かす大きなエネルギーを持っている感情は不安・恐怖・苦痛です。
人間は不快な思いを防ぐためなら、たとえ大金でもつぎ込みます。
太古の昔、人間も食物連鎖の中のどこかに組み込まれており、捕食者に食べられる側の人間でした。
そのため、「この世は危ない場所であり、不安だらけなのだ。」と考えてしまいます。
こうした恐怖や不安を回避するときに人間は動くのです。
「あの時、恐ろしい思いをした。二度とあんな思いをしたくないからこの商品を買う。」
「起業したいけど、成功するかどうかわからないからコンサルタントに相談したい。」
人間は不快な環境に置かれたとき、あるいは何かを苦痛に感じるとき、その感情を防ぐために行動をします。
そこにビジネスチャンスがあるのです。
また、‘脳の特性‘ですが、人間の脳は非常に面倒くさがりです。
全ての人には、「手抜きをしたい」という願望があります。
毎日、掃除機をかけるのは面倒です。そんなとき、ボタン1つであなたが寝ている間に掃除を済ませてくれる。
そんな商品があったら欲しいと思うのです。

ビジネスやマーケティングにおいて感情を利用するのは、もはや常識です。
どんなに変化の速い現代でも、人間そのものは、太古の昔から何も変わっていません。
つまり、感情を勉強するということは、どんな時代が来ても変わることのない普遍的なマーケティング方法を勉強することになるのです。

参考文献
脳内物質仕事術 樺沢紫苑=著 マガジンハウス
売れないモノの9割は売れるモノに変えられる 佐藤昌弘=著 アスコム

学歴は本当に必要なのか。

 こんにちは。本宮貴大です。

 この度は記事を閲覧していただき、本当にありがとうございます。

 今回のテーマは「学歴は本当に必要なのか。」というお話です。
今回は、「資本家と労働者、どちらの生き方が得?」のシリーズで、学歴は本当に必要なのかというお話です。

将来、労働者として生きるのであれば、学歴は必要。高学歴の人は優れた人格と能力が備わっていると見なされ、出世のチャンスはたくさん訪れます。しかし、資本家として生きるのであれば、学歴は何の役にも立たなき飾りのようなものです。
結論から言います。
もし、あなたが将来、労働者階級の人間として生きるのであれば、学歴は必要です。
日本は完全な学歴社会です。
したがって、労働者として働くのであれば、学歴が高ければ高いほど年収は跳ね上がります。100%とは言い切れませんが、可能性は格段に跳ね上がります。
日本の会社には学閥というものが存在しており、その学校の出身者は他の学校卒よりも優遇されます。例えば、日本の官僚は東大卒が多く、官僚になりたい場合、東大卒であることは有利に働きます。
心理学には、「学歴ステレオタイプ」という言葉があります。それは以下のような先入観のことを言います。
「有名大学卒の人は人格者である」
「有名大学卒の人は仕事が出来る」
学歴によって、その人の性格や能力が決めつけられるのです。
したがって、企業の採用試験では高学歴であればあるほど有利であり、大手企業に就職出来る可能性も跳ね上がります。
近年の採用面接では、そういった偏見防止のために学歴を伏せて行う方式が増えてきているようですが、学歴に騙されたくないという危機感が、その背景にあるのでしょう。
しかし、あくまでも確率論的に考えれば、青少年期に相応の努力をして受験に成功し、卒業というゴールまでたどりつけた人間は、やはり多くの場合、気質的に努力家である確率は低くないはずです。
このように、有名大学卒の場合、非常に印象が良いので、多くのチャンスが与えられます。そうなると必然的に出世する確率もあがるため、年収も上がりやすいのです。
一方、将来、資本家階級の人間として生きるならば、学歴は何の役にも立たない飾りのようなもの。もちろん、ないよりかはマシですが、なくても別に構いません。
資本家階級は、完全成果主義の世界なのです。
 労働者階級は時間で働き、その労働時間に応じて給料をもらうのに対し、資本家階級は時間では働きません。
資本家は成果で働きます。
いかにたくさん売れたか、いかに高く売れたか、が全てです。
例えば、100時間働いて商品を作っても、その商品を1万円でしか買ってもらえなければ、時給は100円になります。
しかし、1時間の講演で100万円以上を稼ぐ著名な作家さんなら、時給は100万円になります。
資本家には固定された時間給は存在せず、成果と収益で評価されるのです。
したがって、「自分の時間給をいかに上げるか」が成功のキーポントになります。
売ったか売らなかったか。結果を出したか出さなかったか。資本家階級は、100%実力の世界になるのです。
「労働者階級でも営業成績トップなら年収もアップするため、実力重視なのではないか」と思われるかも知れません。
しかし、100%その人の実力ではありません。会という社組織に属している以上、営業の人は会社の看板で仕事を取っています。大手企業であれば、会社のブランドも立っているため、仕事は取りやすくなるのです。
参考文献
サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法 立花岳志 大和書房
フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる心理学 植木理恵=著 日本実業出版社

規模の時代から、速さの時代へ

 こんにちは。本宮 貴大(もとみや たかひろ)です。

この度は、記事を閲覧して頂き、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「規模の時代から、速さの時代へ。」というお話です。

是非、最後まで読んで頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

規模の時代から、速さの時代へ。

 

 20世紀は「規模の時代」だったのです。規模の大きさが会社のステータスだったのです。具体的には、いかに大きくて立派なビルや工場を持っているか、いかに広い土地を持っているか、いかに多くの社員を持っているか。これが20世紀における会社のステータスだったのです。

 

 しかし、21世紀は「速さの時代」になります。いかに速くサービスを提供出来るか。つまり、お客さんが探している商品を、いかに速く探し出し、いかに速く注文出来、いかに速く届けるか。これが21世紀における会社のステータスになるのです。今現在のアメリカのように。

 

 日本の家電量販店の業界1位・ヤマダ電機は毎年赤字経営に苦しんでいます。1位ですら赤字なのですから2位以下は御察しの通りです。これはネットと競合した結果です。家電量販店は商品に固定資産税や人件費を上乗せする必要があるので、ネットに比べてどうしても割高になります。にも関わらず、価格競争してしまったのです。

 

 私もパソコンのアダプターを買い替える時に家電量販店に行ったのですが、「その機種のアダプターは当店では取り扱っていません。」と門前払いを食らったことがあります。そもそもACアダプター単体での販売はしておらず、パソコン本体を買う必要があったようです。しかし、ネットで探したらアダプターが見つかり、あっさり買えてしまいました。お客さんに必要ないものまで無理やり買わせないと儲けが出ないということですよね。もうこれはネットに勝てるはずがありません。

 

 キレイで大きな店舗や広い駐車場、教育が行き届きた従業員の丁寧な対応・・・・ネットで購入する人達にとっては、これらのサービスはいらないのです。

 

 近所の本屋さんで探していた本を店員さんに尋ねたところ、「こちらの商品は絶版になっています。」と門前払いを食らったことがあります。しかし、ネットで探したら、あっさり買えてしまい、次の日に届きました。本屋さんで注文すると届くまで1週間から2週間もかかります。もうこれはネットに勝てるはずがありません。(2回目)

 

 このように日本の会社の多くが時代のニーズを全く把握できていないのです。

 

 グーグルやアマゾンは中小企業です。おそらく日本  規模に頼る時代ではないのです。「規模の時代」は中国やインド、東南アジア諸国にバトンタッチして、アメリカのような「速さの時代」に早急にシフトしていかにといけません。

以上。

今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

本宮 貴大でした。それでは。